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【文楽レポ】妹背山婦女庭訓/いもせやま おんな ていきん@国立劇場

国立劇場の文楽、妹背山婦女庭訓/いもせやま おんな ていきん 見てきました。蘇我入鹿と中臣鎌足 周辺の創作キャラが婚活でモメて死んだりする壮絶長編ストーリー。全部見ると10時間くらいかかる破格の超大作!

今までに文楽はほぼ見たことがなく、博多人形のようなシュっとした主人公と赤鬼みたいな悪いおじさんキャラしか見かけませんでした。

しかし!この作品には、蘇我入鹿に仕えるブサイク女官が4人も出てきます!鼻ぺちゃ、頬骨出過ぎ、微妙にブサイク度合いが違う4人がso cute! そして4人の発言や行動がクズすぎて爆笑。

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蘇我入鹿の屋敷に内勤だと、おぼっちゃんで堅苦しい男性にしか会わないと愚痴るブス女官。蘇我入鹿を殺すべくやってきたEXILE系のマッチョ男子に4人で襲いかかる性欲ぶり!

さらに弥生系イケメン、中臣鎌足の息子に片思いしてやってきた田舎娘をクソミソにイジメるブス女官4人。陰湿極まりなし!

美男美女の心中よりもクズ過ぎる4人組になぜか惹かれてしまう自分!その結果、文楽が激しく身近に感じました。

あと婚活に失敗して死んでいくキャラも続出しましたが、みんな来世では幸せな家庭築こう!と前向きに死亡。当方も婚活には失敗しまくりですが、来世に希望!の精神で乗り越えようと思いました。


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