給湯流茶道

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【展覧会レポ】江戸の茶の湯@根津美術館

根津美術館、江戸千家の展覧会行ってきました
江戸千家を1700年代に立ち上げた川上不白はめちゃネットワークを持ってたそうで
弟子は大名だけでなく、相撲力士!や魚河岸の商人もいたとか

不白はユーモアある俳句も書いてたそうで、きっとトークも面白く稽古も茶会も面白かったに違いない!

だから当時の超人気者の有名人である力士たちも弟子入りしたんだろう
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また、東北 南部藩の大名が熱心に不白の稽古に通い、最後に秘伝の手前を習うことができて感謝状を送ったものも展示されてました。茶の湯稽古三昧の大名・・江戸時代、めちゃ平和かよ!

不白が人気を博した時代は、茶道人口がめちゃ増えて、集団稽古の仕組みや家元にお金が集まる制度が作られたそうです。まさに今の茶道の仕組みだわ!

今の日本の茶道の稽古システムのノリはは利休の頃と関係なく
この川上不白あたりの1700年代をルーツにしてるんだと知りましたー


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