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分家から、急遽アラサーで細川家8代藩主に抜擢された斉茲。彼はスーパーしごできアート大名だった!~永青文庫「くまもとの絶景」展にいってきた~
永青文庫「くまもとの絶景」展
内覧会に行ってまいりました。
細川家の分家に生まれ
おそらく自分が政治に口出すことはなかろうと
文化に力をいれまくっていた
細川斉茲(なりしげ)。
しかし本家の藩主が若くして急死!
アラサーで細川家8代藩主に急遽、抜擢されました。
斉茲本人も当初はびっくりしたでしょう。
しかし、せっかく藩主になったのだから、と文化活動が大爆発!
熊本の絶景を絵師に描かせたり、
参勤交代では江戸に大好きな茶碗を運びまくり。
参勤交代では江戸に大好きな茶碗を運びまくり。
熊本の絶景を一流絵師に描かせた巻物は、なんと4メートルにも及ぶ大作。
当時、絵が好きだった徳川幕府側メンバーに見せたそうです。
熊本藩、外様大名である細川家。
幕府側に恨まれないように、良いビジネスパートナーであり続ける努力が必要です。
そこでアートを使って、徳川側とつながりをつくった斉茲。
しごできアート大名だったのであります!!
幕府側に恨まれないように、良いビジネスパートナーであり続ける努力が必要です。
そこでアートを使って、徳川側とつながりをつくった斉茲。
しごできアート大名だったのであります!!
ほかにも、斉茲が参勤交代のとき江戸にもっていったお気に入りの茶碗なども公開。
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