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【和菓子コラム】一向一揆が止まらない☆給湯流OL厳選!和菓子リスト1

給湯流アートディレクターnataのスウィーーーツ連載スタートするわよっ。

記念すべき第1回は、年末歩き回ってさがした京都の和菓子☆

 

年末進行地獄の中、合間をぬって名門和菓子店に必死に電話したnata。

 

京都の年末は、和菓子のサバイバルシーズン。

京のOLちゃんは、お年始にお菓子をちゃんとご用意なさるのです。

 

だから予約しなくちゃ買えないのっ。じゃあ戦利品いくわよー☆

 

 

 

1.麩の焼き

給湯流といえば、千利休!ということで、
一回目の和菓子コラムは利休も大好き♪
「麩の焼き」を紹介します。
麩の焼きとは小麦粉を水で溶いて平鍋に入れ薄く焼き、
白味噌・山椒味噌・芥子の実などを挟んだ菓子。
麩焼き煎餅やお好み焼きの元祖でもあると
言われています。
利休は88回中68回の茶会にも使っていた
この麩の焼き、
自宅でも実は簡単に作れます。

しかし一回プロの麩の焼きを食べてみたいなあと
ずっと思っていたところ、やっと見つけました!
京都の老舗、老松の冬限定和菓子「北野大茶湯」。
もちっとした皮に白味噌の甘い餡、
ほのかに山椒がきいていてとってもおいしい。
利休気分で、鍋のかわりにトースターで軽く焼いて
焦げ目をつけるとさらに美味~
おすすめです☆


老松「北野大茶湯」

老松_北野大茶湯.jpg 

ショップデータ: 老松 http://www.oimatu.co.jp/shop.html

 

 

2.味噌松風

京都に行くと、必ず買って帰るもののひとつに
東京ではあまりなじみのない「味噌松風」があります。
小麦粉、砂糖、水飴を水で混ぜて作った生地に
味噌をのせて焼いた和風カステラといった趣で、
甘じょっぱい切ない味です。

個人的三大松風は
ふわっと柔らかい「松屋常磐」
大徳寺納豆の入った「松屋藤兵衛」
もちっとした弾力の「亀屋陸奥」
どれも甲乙つけがたいのですが!

一向一揆の際に
食糧としていたという説もある松風、
会社の荒波に立ち向かうサラリーマンの
お供としてどうでしょうか☆


手前、松屋藤兵衛「紫野味噌松風」
奥、松屋常磐「紫野味噌松風」

味噌松風.jpg 

ショップデータ:

松屋藤兵衛 京都市北区紫野門前

松屋常磐 京都市中京区堺町通丸太町下ル
   

 


3.雪餅

和菓子は季節感を大切に、その時期にしか
食べることができない一期一会なところがまた
たまらないのですが!
冬といえばこの「雪餅」。
休業されてしまった雪餅の老舗、生風庵(涙)にかわり
先日やっと嘯月で出会うことができました!
会いたかったよ~

この嘯月の雪餅、
フワフワの白いきんとんの中に黄身餡が入っていて
まるで雪が降り積もったようで美しい~
思わず窓の外の雪景色と一緒に写真を一枚。
フォトジェニックです☆

嘯月「雪餅」

嘯月_雪餅.JPG

ショップデータ: 嘯月 京都市北区紫野上柳町6

 

第1回はこのへんで勘弁してね。

nataが次に有休をとれる日までごきげんよう。


 

P.S.

茶道で大事なのはお茶やお菓子だけじゃないのよ。

掛け軸だって大切なんだから☆


お茶会でお軸がかかっていたら全お客さんが絶叫する

「琳派」のお勉強会も近々やるの。


ぜひきてね!


 

【全国☆給湯流OLマイベスト和菓子募集~♪】

あなたがお昼休み、うっかりダッシュで買いにいっちゃう和菓子。

土曜のおやつに、自分のご褒美に奮発する和菓子。

実家に帰るとおばあちゃんが必ず出してくれる和菓子。

 

あなたの心のやらかいところでいつも微笑んでいる和菓子を

大募集するわ♪

 

メールでおくってね。

info☆910ryu.com

(☆を@に変えてくださいませ) 



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