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【トークショー 利休と不動産シリーズ第3弾:終了】サラリー万葉集ナイトのお知らせ

拝啓

上司から「あなたにぴったりと思って・・」と

テキトーすぎる異動命令がでて

諸行無常の響きを感じる昨今、

 

みなさまにおかれましては、

ますますご清栄のことと存じ上げます。

 

さて、2010年古田織部の命日の週に行われた記念講演

利休と不動産」は、おかげさまで大盛況となりました。

 

盛況ぶりから、給湯流マーケティング事業部では

日本の伝統文化を今のOLちゃん&サラリーマン感覚でとらえなおす

しゃべり場茶会の潜在ニーズを察知して、シリーズ化を決定。

 

シリーズ第2弾は 、国宝ラブコメディマンガ作者いわきりなおとさんによる

茶会

国宝トゥナイト作者が語る琳派~模写ればわかる!~feat.日本美術、引用とサンプリング

を行いました。 

 

そしてついに第3弾!

その名も「サラリー万葉集ナイト」!!!!!

 

給湯流OLちゃん&サラリーマンが自分の毎日にひきよせて

万葉集を再解釈する茶会となりまする。

 

語ってくれるのは、元博報堂広告マン!カウンセラーをへて

神社の宮司さんになるべく新しき道にすすみつつあるストーリーテラー

CCD氏であります!

 

「和歌は31文字のつぶやきで、万葉集は名ツイートをエディットしたのもの。

ツイッターで言えばふぁぼったーで100ふぁぼゲットしたら採用、みたいなこと。

サラリー万葉集ナイトでは万葉集の和歌を紹介し、ツイッター風に訳した表現をプレゼンしたいですね!」

 

と軽快に語るCCD氏。

「たとえば『筑波嶺のさ百合の花の夜床(ゆとこ)にも愛しけ妹そ昼も愛しけ』

 (大舎人部千文/おおとねりべのちぶみ−巻二十・4369)ってうたがあるんですけど、

これなんかは、サラリーマンが会社で企画書つくりながら

『ああ・・昨日の晩のあの子との××よかったな~。昼間もアノ子のこと思い出

しちゃうよ☆』ってツイートしてる感覚ですよ。ダダ漏れツイッター。」

 

なんと!!!!

万葉集を、当時のサラリーマンやOLの素なツイートととらえれば

私たちも、万葉集の時代も、あまり日本人の感覚は変わっていないと

感じられます。しかし一方・・・

 

「万葉集の時代の人には、ますらおぶり、おおらかさがあるんだよな~。」

 

とCCD氏。

 

CCD氏と熊野古道仲間のサラリーマンOTNS氏によれば

 

そういうリア充の※クソつぶやきが万葉集としてふぁぼられて

1200年も残ってるって考えると、かなりウケますねw」

 

ふたりの禅問答スタイルの中から

昔のサラリーマンにはあって私たちが失ったものについても考えましょうぞ!

 

※クソ・・・給湯流では、戦国武将が茶室で密談していたことになぞらえ、給湯室での辛&辣ワードを

推奨します。この場合の「クソつぶやき」は、奈良時代のサラリーマンのおおらかさを賞賛しています。

 

 

【サラリー万葉集ナイト

・日時:2011年3月6日PM4時~PM7時(変更の場合もあります)

・場所:ギャラリー土間の家(ex.ナリワイ)

・入場料:予約1200円 当日1400円(給湯流抹茶、軽食つき)

※お酒の持ち込み、大歓迎~!

・ご予約はinfo☆910ryu.com まで(☆を@に変えてください)

 

 

敬具 

 

 



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