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【展覧会レポ】故宮博物院@台北市 明時代 公務員!陶磁器

台北の故宮博物院に来ました。1400年代から、中国は皇室が陶磁器の職人をガチガチに管理。
まず皇帝がOKだした見本を作り、各地の窯へ送付。見本通り作れない器は全部壊されたそうです!

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真っ白な磁器に丁寧に描かれたコバルトブルーの模様。ときにはインドやアラビア、ペルシャの文字も書いて輸出していたようです。かわりにベンガルからキリンを贈呈されたり、中国大陸のグローバルさはハンパない。働いてる職人も、公務員さながらの真面目なご様子。

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戦国時代、古田織部がプロデュースしたといわれるひび割れや歪みだらけの、焼き終わるまでどうなるかわからない器!みたいな不完全OKな世界観は中国にはなかった。管理!管理!管理!そして世界一の技術!




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