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【展覧会レポ】台北アートフェア アイウェイウェイ
台北の現代美術アートフェア taipei dangdaiに来ました。アイウェイウェイ氏は、陶磁器の壺で現代難民の様子を描いてました。
ぱっと見た感じは古臭い伝統的な壺に見えますが、よく見るとテント生活、荒波の中 船で逃げたり、戦車に追い回される難民が描かれてました。
前日に故宮博物院で見た中国の陶磁器の歴史を見たら、アイウェイウェイ氏が難民テーマの作品で中国の古典的な壺を使う意味がわかりました
日本で陶磁器というと、千利休が室町時代の権力に逆らい独自に茶碗をデザインした自由な雰囲気があります。
しかし中国にとって古典的な陶磁器は、権力の象徴！皇室がガチガチに職人を管理して言う通りのデザインを作らせ世界に輸出していた、経済と覇権の象徴そのものだったと！
そんな権力ガチガチの歴史を作ってきた陶磁器の壺に難民の絵が載せられる・・これはなんとも深い作品でした
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