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【展覧会レポ】河鍋暁斎@サントリー美術館

河鍋暁斎 展@サントリー美術館行ってきました。明治初期の画家、河鍋暁斎は、幼少から晩年までずっと狩野派で学んでいたと!
そして、狩野派はお堅いイメージあるけど、ギャグの絵もじつはたくさん作っていたそうです。

強いはずの風神が鳥に捕まえらたりしてる絵wwが古い狩野派の作品にあり、それにインスパイアされた河鍋暁斎の作品もありました!

狩野派だけでなく、土佐派や円山応挙、そして仏画で死体が腐ってく様子を9段階で描く九相図などたくさんの絵を模写した河鍋暁斎、そのスキルはハンパない!

そして超売れっ子で、いろんな依頼を受けてた模様。神道の国教化プロパガンダを頼まれて、鏡がピカーっと光り神が爆誕!的な絵もありました。

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一方、風刺画や時事ネタも満載。官僚をナマズ、芸者をネコにたとえて、官僚を骨抜きにする芸者の絵を描いたり

文明開化で子どもが西洋的な学校に通う様子を、カッパが専門用語をローマ字で習う絵がありました。シリコダマ、キュウリ、とかww

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さらには、こじらせ坊さんから依頼を受けて、
十字架のキリストと、三味線引くブッダと日本の神様がはしゃぐ掛け軸もありました。人生は劇場!的なポエムをお坊さん書いてました

ブラックユーモアと、いろんな模写を続けた、元ネタの豊富さとスキル!すげー


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